定例ミーティング

第27回ミーティング報告書 2016年10月27日

今回は春名潤也理事(セントラル法律事務所・弁護士)が講師となり、日本とASEAN諸国の文化的相違をテーマに意見交換を行いました。

「仕事のためには、家族との時間が取れなくなることも、やむを得ないと思いますか」というテーマについては、多くの日本人メンバーが家庭より仕事を優先(しかし、昨今の若者にはその風潮は薄れつつある)と考える一方で、ASEAN留学生からは、家族を優先し残業は一般的ではない、仕事は家庭を幸せにする手段であるなど、家庭を優先するという意見が多くありました。

「仕事の方針は、優れた個人の方針よりも、みんなの話し合いで決めるべきであると思いますか」というテーマについては、日本では、独裁型や調整型などさまざまな企業が見受けられるという意見が述べられました。ASEAN留学生からは、「上の人が言ったことが絶対」というトップダウンの風潮の国があるという一方で、「下の意見もしっかりと聞いてみる」というコンセンサスが必要という国もありました。

「会議においては、全体の流れから外れた意見は言わないほうがいいと思いますか」というテーマについては、日本人メンバーからは、「本当に自由に意見を言うことができる企業は日本では少ない」という核心をついた意見が出されました。。ASEAN留学生からも、日本と同じ様に根回しをしたり和を乱さないようにする(インドネシア)、人口がとても少ないので和をつくるのを重要視(ラオス)など、協調・ハーモニーを重んじる共通点が見出されました。

今回のテーマでは、日本独特の仕事に向かう意識が浮き彫りになりつつも、日本・ASEANともに、協調を重んじているという共通性も理解をすることができました。