定例ミーティング

第2回ミーティング報告書 2014年9月22日

2014年9月22日(月)、16:30-18:00、アセアン・名古屋クラブは、月例ミーティングを行ないました。今回の担当はカンボジア留学生の皆さんです。名古屋大学の国際関係の大学院生のMr.Nong Monin、及び名古屋大学の法学大学院生のMr.Pak Chanlino,及びMr.Lim Lyhongさんが母国カンボジアについて熱く語ってくれました。
名古屋大学卒業の日本人参加者にカンボジアの地理、政治史、経済、観光についてレクチャーを行いました。Mr.Nong Moninさんによるプレゼンテーションの後、質問やコメントなどオープンディスカッションを行いました。国民のほとんどが仏教徒ですので、彼らの生活習慣と重ね合わせながら、カンボジアをとても身近に感じることができました。レクチャーでは未来にむかってひた走るカンボジアの姿を理解することができました。
プレゼンテーションの最後に、Mr.Moninは彼の夢を語ってくれました。皆さん御承知のようにポルポト政権時代に国の人的、経済的な基礎を失い、世界最貧国の一つになりました。カンボジアのこの状況をいかに脱却するかが最大のテーマです。彼はカンボジア経済を改善し、貧困生活からの脱却が夢であると語ってくれました。日本人参加者は、貧困からの脱却が当面の課題であることに理解を示しつつ、日本のケースを紹介し、長期的な展望も視野に入れておくことをアドバイスいたしました。急速な経済発展により多くのメンタル患者や自殺、及び家族の絆の弱体化、格差の拡大など、経済発展には負の部分もあることを伝えました。まずは貧困からの脱却が最大のテーマである時代に、豊かになった後のことを想像するのは難しいことですが、母国に帰ればエリートである彼らには、長期的な洞察もしておく必要があるでしょう。留学生の皆さんも、経済成長のみならず、カンボジア社会が抱える別の課題にも着目するべきであるとあらためて認識されたことでしょう。別の課題とは、例えば伝統や環境保護です。また、教育の基準を改善することが、公正で公平な社会を築くための基本的な手段であることも議論しました。ぜひ公正な社会を実現して欲しいものと思います。
ミーティングを終え、日本の伝統料理、寿司店に場所を移しカンボジア留学生とともに、文化、日常生活、両国の社会的課題など多くのトピックについて楽しく話し合うことができました。全員が将来のビジネス協力をめざして強い絆を築くために双方が努力していくことを誓いました。

20140922-1

参加者:
<日本人メンバー>
小里氏、西氏、鈴木氏、松久氏(アセアン・名古屋クラブのコーディネーター)

<留学生メンバー>
Mr.Nong Monin、Mr.Pak Chanlino, Mr.Lim Lyhong、荻巣先生(名古屋大学コーディネーター)