コンサルティング・基礎コース(人間編)ー人間とはどうのような存在か Basic Course of Consulting: Human Edition (What is a human being?)
Date and Time: January 23, 2020 (Sat) at 4:00 PM to 5:00 PM (Japan Time)
Dialogue with Mr. Hisaya MATSUHISA, Director and Secretary-General of ASEAN-Nagoya Club and CEO of President One Co., Ltd.
今日は、コンサルティングに必要な条件について、対話しました。テーマは人間に対する理解です。法律、経営、会計などどれほど専門知識があっても、専門知識だけで顧客の信頼を得ることはできません。専門作業者としてしか評価されません。コンサルタントは専門知識を提供するだけでは単なる調査員になります。大事なことは顧客の悩みをを解決できるかにあります。顧客は提供された専門知識を理解することができます。しかし理解があっても行動に結びつきません。なぜか、顧客の利己的な視野にその原因があることが多いといえます。顧客が抱える悩みは、利己的な視野から抜け落ちる人間に対する理解の不足からくることが多いのです。コンサルタントは、専門知識とともに人間に対する理解という「専門知識」を身につけてはじめて顧客から信頼される存在になるのです。また、あまり専門知識に深く入りすぎて、他分野の知識が疎かになることにも注意する必要があります。今日学んだことは、まず人間に対する深い理解があり、その上に専門知識を行使する、これがコンサルタントに求められることがわかりました。