日本 和のこころ

日本 和のこころ

日本の特色を一言でいえば、「和のこころ」である。
これは、個人よりも集団の秩序や調和、礼儀を重んじるこころ。

日本人の良い点 具体例
1.集団行動を好む ・旅行するときは団体行動が多い
・料理を注文する時、他人と同じメニューを選ぶ場合が多い。
2.礼儀正しく、秩序を重んじる ・目上の人や初対面の人に会う時、必ずお辞儀をする
・電車に乗る時、ホテルチェックインの時、必ず我慢強く並ぶ
3.きれい好き ・家でも会社でも毎日自分たちで掃除をする
・風呂は毎日入り、髪や服も常に洗濯する
4.仕事が丁寧で親切 ・品質の良いものづくり
・100円でも有難うと言うサービス精神
5.時間や約束を守る ・新幹線は時刻どおりに出発し到着する
・仕事や友人との約束は守る
6.創造と研究を行う ・伝統を重んじる一方、新しい価値を生み出す
・自分で勉強し調べる
7.常に改善する ・ものづくりの改善や農作物も常に品種改良する
・車、食事のメニューなど種類が極めて多い
8.地域に独自の文化がある ・地域の歴史に誇りを持つ
・地域独自の伝統工芸品、祭りや食文化がある
日本人の悪い点 具体例
1.国内志向 ・ビジネスや旅行は、日本国内だけで考える
・海外の出来事に関心がなく、外国人との接し方も知らない
2.自己主張がない ・自分の考えを率直に言わない(建前と本音)
・自分の考えがなく、他人に同調(流行に流される)
3.危機意識が薄い ・地震や災害、戦争への備えが弱い
・平和が当たり前と思っている
4.センスがない ・欧米のブランド品志向
・街づくりは統一性がなく、バラバラ
5.ハングリー精神がない ・国や会社に尽くすこころが希薄になりつつある
・仕事や学業で上昇志向がない
6.人とのコミュニケーションが苦手 ・自分だけ良ければ良いという個人主義
・ITの普及により、人と話すことが苦手
7.贅沢で倹約意識がない ・ものの量も種類も作り過ぎ、ムダが多い
・ものは使い捨て
8.仕事ばかりで人生を楽しんでいない ・家族を犠牲にした単身赴任
・ビジネスばかりで文化を語れる人材が少ない